「残された者-北の極地―」(Arctic)(アイスランド映画):厳寒の雪原の中サバイバルを賭けて筆舌に尽くし難い苦役の果てに男は希望の一筋を掴む
「愛なき森で叫べ」(日本映画):実録連続殺人鬼事件からインスパイアされた希代の詐欺師「村田」と映画を撮影しながら官憲の目を潜り抜ける犯人「シン」とのアンビバレントな愛憎を描く。
監督・脚本は園子温、 プロデューサーは武藤大司。
出演は椎名桔平、満島真之介、YOUNG DAIS、長谷川大、真飛聖、でんでんの他、新人の日南響子、鎌滝えりの二人は絡みのシーンや拷問の場面でたっぷりヘアヌードのサービスがある。
「アナベル 死霊博物館」(Annabelle Comes Home)(米映画):超現象研究家、ウォーレン夫妻の地下の保管室に呪いの凶悪人形「アナベル」が厳重に鍵をかけたガラスケースに閉じ込められていた
シリーズものの金属疲労(FranchiseFatigue)は夏の大作ばかりでなくホラー映画の分野にも及んでいる。
現在もなお月に2回ほど、神父による祈祷が行われているというアナベル人形は、その恐ろしい誕生と経緯について、「死霊館」に続く「アナベル死霊館の人形」(2014)、「アナベル 死霊人形の誕生」(2017)で描かれている。
また、「ソウ」や「死霊館」シリーズの他「ワイルド・スピード SKYMISSION」「アクアマン
「王宮の夜鬼」(Rampant)(韓国映画):韓国のゾンビは政治に関与し王宮を支配しようとする悪人が操る。敏捷で噛まれると白目になる怖ろしい死人。韓国映画ファンを満足させるスリルとホラーに満ちている
咬まれると白目になり牙が生え、人の生き血を求める“夜鬼”へと豹変する謎の感染爆発が蔓延する朝鮮時代。存亡の危機に陥った朝鮮に帰還した王子イ・チョン(ヒョンビン)は、至る所にはびこる夜鬼の群れと戦う朝鮮随一の武官パク従事官(チョ・ウジン)らと出会い、成り行きで彼らと行動を共にすることになる。
本作の主演を務めるヒョンビンは、「コンフィデンシャル 共助」では韓国との初の共助捜査に挑む北朝鮮の刑事、「スウィンダラーズ」では詐欺師のみを騙す詐欺師など作品ごとに成長を見せている。
「最高の人生の見つけ方」(日本映画):バカにして見始めた同病相憐れむ友情のはハリウッド版名作のリメイクは本歌を凌駕する感動の作品に仕上がっている。
「お料理帖~息子に遺す記憶のレシピ~」(Note Book from My Mther)(韓国映画):認知症になった母親が残した一冊の料理帖。言葉にできない気持ちを料理に代え母は長い人生を歩んで来た。
女手ひとつ、住宅街の片隅で三十年も続く惣菜店と二人の子供を懸命に守ってきた母・エラン(イ・ジュンシル)。
ギュヒョンはついに母を介護施設に預け、店の片付けをしていると、客がお惣菜を求めて次々とやって来る。
店の押し入れに分厚い一冊のノートがあった。そこには自分や孫に宛てた自家製レシピと、家族への想いが切々と綴られているのだった.。
そこには認知症の母が遺した料理帖から溢れ出る、家族への切実な想いが切々と綴られている。
「サラブレッド」(Thoroughbreds)(米映画):親友同士のプレップスクール女子中学生のアマンダとリリーは私生活にまで口を出す継父マークの完全殺人を企む
「真実」(The Truth)(日本映画):是枝裕和監督はフランスの大女優・カトリーヌ・ドヌーブを主人公に据えてパリ郊外の邸宅でテーマ、「家族の絆」を解析する
「毒戦」(Believer)(韓国映画):巨大麻薬組織のボスとして悪名は天下に鳴り響くが誰一人としてその顔も本名も知らない麻薬王「イ先生」。麻薬取締局のウォンホ刑事は長年にわたって行方を追い続けていた
「ハミングバード・プロジェクト 0.001秒の男たち」(The Hummingbird Project)(米映画):株式の高頻度取引勝つため、カンザスからNYの1600キロを一直線でケーブルにを施設し
「タイムマシンで未来へ行き、当選番号を知った宝くじを、今買うようなもんです」
主人公のヴィンセントは、そう囁いて投資家を誘う。
複雑なので描かれているポイントを要約すると
カンザス〜NY間をつなぐ直線1,600kmを光ファイバーケーブルで繋ぐために直線上の地主全員から土地買収一万件も実施。
例え国立公園でも、政府から許可を取って掘り進む(安倍首相も友人の為に似たようなことをした)
絶対秘密主義で掘削作業員も何のための工事なのか知らない。
そして天才アントンが新しいアルゴリズムの開発に成功するものの、「証券取引法違反」でFBIに逮捕され拘置されても諦めない。
凄惨なのは病魔に侵され意識を無くして余命数年までと宣告を受けても、治療を先延ばしにしてプロジェクトを進めるヴィンセント。
これほど幾多の障害を前に彼らは、どこまでも真っ直ぐに信念を貫くことができるのだろうか。