渋谷ショウゲイトの試写前に藤村享平監督が自信満々で面白い映画だから楽しんでくださいと短い挨拶。
34歳の藤村にしても女子中学生ものの「バルーン・リレー」(12)以来6年振りの作品だ。入れ込み方が違う。
映画を見始めて、これは10年ほど前のミッキー・ロークの「レスラー」(The Wrestler)じゃないかと気づく。
実生活でも落ちぶれていたミッキー・ロークがレスラー役でヒットし、公私ともにカムバックした作品として話題になった。
制作費僅か6M(6.6億円)、アメリカ国内で興行成績は44.7M(49億円)とソコソコヒット。
かつては人気を極めたものの今では落ち目のレスラー、ランディ(ミッキー・ローク)。
ある日、ステロイドの副作用のために心臓発作を起こし、レスラー生命を絶たれてしまう。
家族とはうまくいかずガールフレンドでストリッパーのキャシディ(マリサ・トメイ)にも愛想をつかれ、孤独に打ちひしがれる中で、元妻に引きとられ会えなくなった幼い一人娘のステファニーに出会い、彼女のためにランディは再びリングに上がる決意をする。
今日紹介するこの映画は、かつてのチャンピオンだった大村孝志(棚橋弘至)は膝のケガと世代交代の影響で現在は悪役覆面「レスラー・ゴキブリマスク」としてリングで血と汗を流しながら戦っていた。
彼我の違いは、日本人は女っ気無し、大村は家族を支えるために好きなプロレスで与えられた役割がヒール(悪役)でも一生懸命にやるだけと割り切っている。
孝志と妻の詩織(木村佳乃)は小柄な小学3年の息子、祥太(寺田心)に大きくなったら父親の仕事を教えてあげると約束していたが、ひょんなことからゴキブリマスクの正体が孝志であることを祥太が知ってしまう。
祥太は恥ずかしさとショックからクラスメイトにはパパは人気レスラー、ドラゴン・ジョージ(オカダ・カズチカ)だと嘘をついてしまう。
だが、そんなウソは直ぐにバレ、同級生にもあわす顔もなく不登校になっている所でキリン出版の編集者大場ミチコ(仲里依紗)に出会う。
ミチコは高校生の頃隆史の全盛期のリングを見てプロレスマニアになった。
ミチコから祥太の生まれる前、全盛時代の父親のことを聞き,リングで必死にバトルを繰り広げるゴキブリマスクの姿がだんだんとかっこよく思えて来る。
ドロップキックやナックルパンチ、空手チョップ等簡単な技やパイルドライバー(脳天杭打ち)やフェイス・バスター、ボディ・スラムなど
危険度や技術度も高い標準なものも出て来るが棚橋を始め現役プロレスラーが顔を揃えているからワイヤ―アクションもCGもVFXも必要ない。
やはり特殊効果を使わないLive実写は迫力がある。
極め付きは医者(大谷亮平)が膝裏の痛みを再発するからと厳禁してるいるのに、リングコーナーによじ登り、飛び降りる必殺技の「ラム・ジャム」を決め手と考えていることだ。
ドラゴン・ジョージとのチャンピオン戦で止めを刺そうとゴキブリはリングコーナーによじ登り飛び降りる必殺技の「ラム・ジャム」を放つが不発、逆にジョージの反撃を招いてしまう。
ランディと大村、往年のチャンピオンが子どもたち(祥太&ステファニー)にカッコ良いところをみせ、互角の死闘の末にコーナーポストからマットに横たわる相手に向かい必殺技「ラム・ジャム」を放つも、何と不発で逆転惜敗すると言うのも似ている。
原作は板橋雅弘・作、吉田尚令・絵による人気絵本「パパのしごとはわるものです」「パパはわるものチャンピオン」をプロレスラー棚橋弘至の映画初主演作として実写映画化。
かつては人気レスラーとして活躍していた大村孝志は、ケガや世代交代の影響で現在は悪役覆面レスラー・ゴキブリマスクとしてリングで懸命に戦っていた。
孝志と妻の詩織は息子の祥太に大きくなったら父親の仕事を教えてあげると約束していたが、ひょんなことからゴキブリマスクの正体が孝志であることを祥太が知ってしまう。
祥太は恥ずかしさとショックからクラスメイトにはパパは人気レスラーだと嘘をついてしまうが、リングで必死にバトルを繰り広げるゴキブリマスクの姿がだんだんとかっこよく思えて来る。
家族のパパ孝志役を映画初主演となる本物のプロレスラー棚橋弘至が演じる。
アメリカではプロレス世界チャンピオン、The Rockことドゥエイン・ジョンソンが世界一のドル箱スターになているように、また棚橋以外で準主役ドラゴン・ジョージのオカダ・カズチカ、内藤哲也、田口隆祐、真壁刀義ら新日本プロレスの選手たちの芝居の上手さに驚く。
その他妻の詩織役を木村佳乃、10歳の祥太役を寺田心が演じる。子供ながら寺田の美男子ぶりは周囲も振り向く程だ。
その他仲里依紗、大泉洋、大谷亮平、寺脇康文が脇を固める。
板橋雅弘、吉田尚令による人気絵本「パパのしごとはわるものです」「パパはわるものチャンピオン」を、プロレスラー棚橋弘至の映画初主演作として実写映画化。かつては人気レスラーとして活躍していた大村孝志は、ケガや世代交代の影響で現在は悪役覆面レスラー・ゴキブリマスクとしてリングで懸命に戦っていた。孝志と妻の詩織は息子の祥太に大きくなったら父親の仕事を教えてあげると約束していたが、ひょんなことからゴキブリマスクの正体が孝志であることを祥太が知ってしまう。祥太は恥ずかしさとショックからクラスメイトにはパパは人気レスラーだと嘘をついてしまうが、リングで必死にバトルを繰り広げるゴキブリマスクの姿がだんだんとかっこよく思えてきて……。孝志役を棚橋、詩織役を木村佳乃、祥太役を寺田心が演じるほか、仲里依紗、大泉洋、大谷亮平、寺脇康文が脇を固めている。
9月21日よりTOHOシネマズ新宿他全国公開公開される。
34歳の藤村にしても女子中学生ものの「バルーン・リレー」(12)以来6年振りの作品だ。入れ込み方が違う。
映画を見始めて、これは10年ほど前のミッキー・ロークの「レスラー」(The Wrestler)じゃないかと気づく。
実生活でも落ちぶれていたミッキー・ロークがレスラー役でヒットし、公私ともにカムバックした作品として話題になった。
制作費僅か6M(6.6億円)、アメリカ国内で興行成績は44.7M(49億円)とソコソコヒット。
かつては人気を極めたものの今では落ち目のレスラー、ランディ(ミッキー・ローク)。
ある日、ステロイドの副作用のために心臓発作を起こし、レスラー生命を絶たれてしまう。
家族とはうまくいかずガールフレンドでストリッパーのキャシディ(マリサ・トメイ)にも愛想をつかれ、孤独に打ちひしがれる中で、元妻に引きとられ会えなくなった幼い一人娘のステファニーに出会い、彼女のためにランディは再びリングに上がる決意をする。
今日紹介するこの映画は、かつてのチャンピオンだった大村孝志(棚橋弘至)は膝のケガと世代交代の影響で現在は悪役覆面「レスラー・ゴキブリマスク」としてリングで血と汗を流しながら戦っていた。
彼我の違いは、日本人は女っ気無し、大村は家族を支えるために好きなプロレスで与えられた役割がヒール(悪役)でも一生懸命にやるだけと割り切っている。
孝志と妻の詩織(木村佳乃)は小柄な小学3年の息子、祥太(寺田心)に大きくなったら父親の仕事を教えてあげると約束していたが、ひょんなことからゴキブリマスクの正体が孝志であることを祥太が知ってしまう。
祥太は恥ずかしさとショックからクラスメイトにはパパは人気レスラー、ドラゴン・ジョージ(オカダ・カズチカ)だと嘘をついてしまう。
だが、そんなウソは直ぐにバレ、同級生にもあわす顔もなく不登校になっている所でキリン出版の編集者大場ミチコ(仲里依紗)に出会う。
ミチコは高校生の頃隆史の全盛期のリングを見てプロレスマニアになった。
ミチコから祥太の生まれる前、全盛時代の父親のことを聞き,リングで必死にバトルを繰り広げるゴキブリマスクの姿がだんだんとかっこよく思えて来る。
ドロップキックやナックルパンチ、空手チョップ等簡単な技やパイルドライバー(脳天杭打ち)やフェイス・バスター、ボディ・スラムなど
危険度や技術度も高い標準なものも出て来るが棚橋を始め現役プロレスラーが顔を揃えているからワイヤ―アクションもCGもVFXも必要ない。
やはり特殊効果を使わないLive実写は迫力がある。
極め付きは医者(大谷亮平)が膝裏の痛みを再発するからと厳禁してるいるのに、リングコーナーによじ登り、飛び降りる必殺技の「ラム・ジャム」を決め手と考えていることだ。
ドラゴン・ジョージとのチャンピオン戦で止めを刺そうとゴキブリはリングコーナーによじ登り飛び降りる必殺技の「ラム・ジャム」を放つが不発、逆にジョージの反撃を招いてしまう。
ランディと大村、往年のチャンピオンが子どもたち(祥太&ステファニー)にカッコ良いところをみせ、互角の死闘の末にコーナーポストからマットに横たわる相手に向かい必殺技「ラム・ジャム」を放つも、何と不発で逆転惜敗すると言うのも似ている。
原作は板橋雅弘・作、吉田尚令・絵による人気絵本「パパのしごとはわるものです」「パパはわるものチャンピオン」をプロレスラー棚橋弘至の映画初主演作として実写映画化。
かつては人気レスラーとして活躍していた大村孝志は、ケガや世代交代の影響で現在は悪役覆面レスラー・ゴキブリマスクとしてリングで懸命に戦っていた。
孝志と妻の詩織は息子の祥太に大きくなったら父親の仕事を教えてあげると約束していたが、ひょんなことからゴキブリマスクの正体が孝志であることを祥太が知ってしまう。
祥太は恥ずかしさとショックからクラスメイトにはパパは人気レスラーだと嘘をついてしまうが、リングで必死にバトルを繰り広げるゴキブリマスクの姿がだんだんとかっこよく思えて来る。
家族のパパ孝志役を映画初主演となる本物のプロレスラー棚橋弘至が演じる。
アメリカではプロレス世界チャンピオン、The Rockことドゥエイン・ジョンソンが世界一のドル箱スターになているように、また棚橋以外で準主役ドラゴン・ジョージのオカダ・カズチカ、内藤哲也、田口隆祐、真壁刀義ら新日本プロレスの選手たちの芝居の上手さに驚く。
その他妻の詩織役を木村佳乃、10歳の祥太役を寺田心が演じる。子供ながら寺田の美男子ぶりは周囲も振り向く程だ。
その他仲里依紗、大泉洋、大谷亮平、寺脇康文が脇を固める。
板橋雅弘、吉田尚令による人気絵本「パパのしごとはわるものです」「パパはわるものチャンピオン」を、プロレスラー棚橋弘至の映画初主演作として実写映画化。かつては人気レスラーとして活躍していた大村孝志は、ケガや世代交代の影響で現在は悪役覆面レスラー・ゴキブリマスクとしてリングで懸命に戦っていた。孝志と妻の詩織は息子の祥太に大きくなったら父親の仕事を教えてあげると約束していたが、ひょんなことからゴキブリマスクの正体が孝志であることを祥太が知ってしまう。祥太は恥ずかしさとショックからクラスメイトにはパパは人気レスラーだと嘘をついてしまうが、リングで必死にバトルを繰り広げるゴキブリマスクの姿がだんだんとかっこよく思えてきて……。孝志役を棚橋、詩織役を木村佳乃、祥太役を寺田心が演じるほか、仲里依紗、大泉洋、大谷亮平、寺脇康文が脇を固めている。
9月21日よりTOHOシネマズ新宿他全国公開公開される。