これで5作目になるシリーズ。前作の「The Bourne Ultimatum」から9年ぶりのカムバックになる。良くできた面白い映画になっている。
7月31日よりアメリカで公開がはじまったUNIの「Jason Bourne」が4026館で60.0M(61.8億円)でトップ。
喪失した記憶を取り戻そうと9年振りに復帰したCIA秘密捜査官「ジェイソン・ボーン」は「The Bourne Ultimatum」 (07)の69Mに次ぐシリーズ第2位の興行成績を挙げている。
制作費は120M(124億円)もかけているが回収は問題無いと思えます
観客のウケも出口調査でA- CinemaScoreと高評価。口コミが広がるとスタジオ関係者は期待しています。
2週目になると「スーサイド・スクワッド」の驚異的成績に圧倒され62%ダウンの22.7M。
既にロバート・ランダムの原作を離れキャラクターのみが活きているストーリー展開だ。
今回の敵はアメリカに歯向かう外国でもテロリストでもない。エドワード・スノードンやジュリアン・アサンジェのようなハッカーであり内部告発者のクリスチャン・デソルト(ヴィツエンツ・キーファ)。
ウィキリースならぬ「ディープ・ドリーム」と言うSNSでCIAの陰謀「トレッド・ストーン」計画を暴いている。
映画は、ギリシャとマケドニアの国境近くの賭け格闘技で小銭を稼いでいる。大男を素手のパンチで倒すシーンから始まる。
CIAは人事が一変したがボーンを知っている元同僚のニッキ―・パーソンズ(ジュリア・スタイルズ)がボーンにSNS掲載の「トレッド・ストーン」計画を教える。
ボーンはCIAだった父、リチャード・ウェッブ(グレッグ・ヘンリー)が立案者でベイルート支局長の時に自動車に仕掛けられた爆弾で殺される。
その時、ボーンはCIAに応募し「トレッド・ストーン」計画の一員になったことを知る。自分の本名もデイビッド・ウェッブなのだ。
記憶を失くしたボーンが自分の過去を徐々に知る。デソルトを追い情報をもっと収集しなければならない。
この9年の間に、CIAは一変している。残っているのはニッキ―だけ。
長官のロバート・デューイ(トミー・リー・ジョーンズ)はエージェントを次々と殺したボーンを許せない。ITなんかまるで分らないオールドスクールの頑固者をリー・ジョーンズは憎々し気に好演する。
アセットと呼ぶ殺し屋(ヴァンサン・カッセル)に命じてボーンを狙撃させる。アセットとボーンの死闘も見ものだ。
デューイの腹心の部下で天才ハッカーがいる。
ソーシアルメディアを分析して世界の紛争地を見出す諜報員、ヘザー・リー(アリシア・ヴィンキャンデル)が活躍する。ボーンにCIA作業員・アセットの待ち伏せを教え恩を売ってCIAに連れ戻そうと画策する。スエーデン出身のオスカー女優はこんなアクションものも上手い。
CIA長官と女諜報員、そしてボーンとの丁々発止の遣り取りと駆け引きはこの映画のキモでエキサイティングだ。
舞台もギリシャからべイルート、ベルリン、ロンドン、ワシントンDC,ラスベガスとロケを敢行し観光案内も忘れない。
「ボーン・アイデンティティー」「ボーン・スプレマシー」「ボーン・アルティメイタム」の3部作を手がけたポール・グリーングラスが監督。
グリーングラス監督は「ドグマ95」の信奉者。
手持ちカメラで照明は使わず自然光、短いカットを排し長廻しを信条とする。だからリアリティのある画面は迫力がある。
10月7日よりTOHOシネマズ新宿他で2D,3D,IMAXで上映される。
7月31日よりアメリカで公開がはじまったUNIの「Jason Bourne」が4026館で60.0M(61.8億円)でトップ。
喪失した記憶を取り戻そうと9年振りに復帰したCIA秘密捜査官「ジェイソン・ボーン」は「The Bourne Ultimatum」 (07)の69Mに次ぐシリーズ第2位の興行成績を挙げている。
制作費は120M(124億円)もかけているが回収は問題無いと思えます
観客のウケも出口調査でA- CinemaScoreと高評価。口コミが広がるとスタジオ関係者は期待しています。
2週目になると「スーサイド・スクワッド」の驚異的成績に圧倒され62%ダウンの22.7M。
既にロバート・ランダムの原作を離れキャラクターのみが活きているストーリー展開だ。
今回の敵はアメリカに歯向かう外国でもテロリストでもない。エドワード・スノードンやジュリアン・アサンジェのようなハッカーであり内部告発者のクリスチャン・デソルト(ヴィツエンツ・キーファ)。
ウィキリースならぬ「ディープ・ドリーム」と言うSNSでCIAの陰謀「トレッド・ストーン」計画を暴いている。
映画は、ギリシャとマケドニアの国境近くの賭け格闘技で小銭を稼いでいる。大男を素手のパンチで倒すシーンから始まる。
CIAは人事が一変したがボーンを知っている元同僚のニッキ―・パーソンズ(ジュリア・スタイルズ)がボーンにSNS掲載の「トレッド・ストーン」計画を教える。
ボーンはCIAだった父、リチャード・ウェッブ(グレッグ・ヘンリー)が立案者でベイルート支局長の時に自動車に仕掛けられた爆弾で殺される。
その時、ボーンはCIAに応募し「トレッド・ストーン」計画の一員になったことを知る。自分の本名もデイビッド・ウェッブなのだ。
記憶を失くしたボーンが自分の過去を徐々に知る。デソルトを追い情報をもっと収集しなければならない。
この9年の間に、CIAは一変している。残っているのはニッキ―だけ。
長官のロバート・デューイ(トミー・リー・ジョーンズ)はエージェントを次々と殺したボーンを許せない。ITなんかまるで分らないオールドスクールの頑固者をリー・ジョーンズは憎々し気に好演する。
アセットと呼ぶ殺し屋(ヴァンサン・カッセル)に命じてボーンを狙撃させる。アセットとボーンの死闘も見ものだ。
デューイの腹心の部下で天才ハッカーがいる。
ソーシアルメディアを分析して世界の紛争地を見出す諜報員、ヘザー・リー(アリシア・ヴィンキャンデル)が活躍する。ボーンにCIA作業員・アセットの待ち伏せを教え恩を売ってCIAに連れ戻そうと画策する。スエーデン出身のオスカー女優はこんなアクションものも上手い。
CIA長官と女諜報員、そしてボーンとの丁々発止の遣り取りと駆け引きはこの映画のキモでエキサイティングだ。
舞台もギリシャからべイルート、ベルリン、ロンドン、ワシントンDC,ラスベガスとロケを敢行し観光案内も忘れない。
「ボーン・アイデンティティー」「ボーン・スプレマシー」「ボーン・アルティメイタム」の3部作を手がけたポール・グリーングラスが監督。
グリーングラス監督は「ドグマ95」の信奉者。
手持ちカメラで照明は使わず自然光、短いカットを排し長廻しを信条とする。だからリアリティのある画面は迫力がある。
10月7日よりTOHOシネマズ新宿他で2D,3D,IMAXで上映される。